本に書いてある口説き方って「※ただしイケメンに限る」じゃないの？

ゆう先生こんにちは！

最近、私は心理術系の文庫本にはまっています。
もちろんゆうきゆう先生の「３秒で好かれる心理術」も読みましたよ。

それで本題なのですが、こういう心理術系の本に書いてあるトーク術や口説き方って、ネットでよく言う「※ただしイケメンに限る」な感じがしてならないのですが…実際どうなんでしょうか？

書いてある内容は確かにもっともだと思いますし、
自分も書いてあることを誰かにされたら嬉しいです。

でも、いざ「自分」がしているところは想像しにくくて…。
宜しければ回答お願いします。

【18歳学生】

ご相談ありがとうございました。
さて、ネットでよく目にする
「※ただしイケメンに限る」。

これ、実際にどうなのでしょうか。

まぁ、実際にイケメンが、それだけでモテることは事実です。
羽の綺麗なクジャクがモテるように、顔が綺麗な男は、それだけで確かにモテます。

しかし！です。
実際、人のモテ具合は、顔の造形だけでは決まりません。

個人的にモテるかどうかは、「どれだけ相手に快感を与えるか」に比例すると思っています。

顔が綺麗だと、一緒にいて心地良さこと、快感を与えます。

しかし快感はそれだけではありません。

相手を誉める、笑わせる、よく話を聞く、などなど…。
そういう色々な意味で、快感というプラスを与えることができれば、相手は「この人と一緒にいると気持ちいい、プラスがある」と思ってくれます。
その結果、本人は「モテる」ことになるはずです。

芸能人や有名人がモテるのも、ある意味、同じです。

「あの有名な人と一緒にいられる」というのは、それだけ快感になります。だから、モテるわけです。

すなわち！
「※ただしイケメンに限る」というのは、一つの快感の面しか見てないワケです。

しかし「イケメンに限る」と言えば、
「あぁ、だから顔が悪いと何をしてもダメなんだ」
と自分に言い聞かせられ、努力をしなくてもいい理由になるので、無意識に使ってしまうわけですね。

まぁ、使っている人たちにしてみれば「ジョーク」でしょうから、そこまで本気とは思えないわけですが。

いずれにしても、イケメンとかを気にしてるヒマがあったら、１分でも１秒でもいいので、目の前の相手に快感を与える方法を考えろ、ということでしょうか。
何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ちなみに自分は、たぶんバスト発言によって、読者さんに快感を与えてる気がします。
あぁ、こんなにバストバスト言ってる人間も生きてるんだ、自分も大丈夫なんだ、みたいな。

不快でしたら限りなくごめんなさいとか思いつつも、あなたの幸せを心より願っております。

ゆうきゆう（精神科医・心理学者・作家・Ｍ）

特技は、たて笛のテストを口笛でごまかすこと。趣味はバンジージャンプ。落ちるときの情けない顔は天下一品。夢はワイルドブルーヨコハマの跡地を買い取って、セクシーピンクヨコハマにすること。読者数138000人のメルマガ「セクシー心理学」を運営している。アドレスはこちらhttp://sinri.net/

ニンテンドーＤＳから「心理研究家ゆうきゆう監修　マイニチココロビクス　ＤＳセラピー」も発売中。

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