 |
私は身長が168cmあり、そのことがずっとコンプレックスになっていました。
靴を買うときはヒールの低さで選んでいたものです。
ただここ何年かは開き直ってハイヒールもバンバン履くようになり、まわりの「大きいね」という言葉にもめげないくらいには強くなっていたと思います。
悩みは、今好きな人が、私よりかなり身長が低いということです。
自分の身長が気になっていたときは、無意識に選んでいたのか長身の人ばかり好きになっていました。
彼に初めて会ったときも「あ、私の方が大きいな」とすぐに思いましたが、話をするうちにどんどん好きになってしまったんです。
こういうとき、『自分の身長があと10cm低かったら…』と思わずにはいられません。
また身長をコンプレックスに思う自分に戻ってしまうのでは、二人でいてもまわりの目を気にしてしまうのでは、さらには彼だって小柄な女の子の方が好きなのでは、とまで思い、彼が誘ってくれてもいまいち積極的になれずにいます。
どうしたらいいのか、どう考えたらいいのか本当にわかりません!
どうか、アドバイスをお願いします。
|
| 【
28歳 会社員
】 |
|
 |
 |
「気にすることないですよ! 自信もって!」と言うのは簡単なのですが、ちょびっと心理的に分析してみましょう。
実際に男性の中には、確かに気にする人もいます。
というのも男性は、社会の中で「強く生きろ」「家庭を守れ」と、無意識のうちに言い聞かされて育てられているからです。
かの名作ファミコンゲーム「スーパーマリオ」も「ゼルダの伝説」も、主人公が姫を救い出すゲーム。
これが逆に、うら若きピーチ姫が、とらわれのマリオというヒゲオヤジを助けなければ行けないという設定だったとしたら、あそこまで大ヒットしたとは思えません。(何より僕がそのピーチ姫の立場だったら、絶対に助けに行かないと思います)
やや古い価値観ではあるのですが、いまだに「男性は強く生きろ。女性を守れ」という意識は、多かれ少なかれ男性の心の底には刻まれているのです。
これを僕は「スーパーマリオ・コンプレックス」こと「マリコン」と呼んでます。マザコンやロリコンと並ぶ、三大男のコンプレックスだと勝手に定義してます。
逆にこの意識があまりに欠如していると、それこそ女性に暴力をふるったり、また収入を家に入れずに遊んでしまうこともあるはず。古いとはいえ、けっしてあなどれない意識なのです。
でも、それは時にマイナスになることもあります。
「女性を守るべき」という気持ちが転じて、「女性より優れていなければ」という意識にすり替わり、無意識のうちに、「恋人より成績は良くないと」「恋人より収入は高くないと」、そして「恋人より背も高くないと」と感じる男性もいるでしょう。
でも当然ですが、「一部分だけが負けている」からといって、人間全部が負けてるわけではありません。
そして何より一緒に時間を分かち合う恋人なのですから、勝ち負けなんか関係なく過ごせばいいはずです。
そうはいっても、人間は「自信がなくなっている」ときほど、つい一つの特徴を拡大解釈してマイナスのスパイラルにハマってしまうものです。
ですので、もしあなたがあまりに「自分の背」を気にしているなら、普段から彼のことをよく観察してあげること。
そして「疲れている」とか「自信がない」ように見えたら、なるべく「立って並んだり」せず、そして「一緒に歩いたり」しないで、ゆっくりと部屋やベッドで過ごしたり、優しく抱きしめたりしてあげてください。
それはもちろん、何より彼の気持ちを癒すことにもつながるはずです。
立てば芍薬、座れば牡丹。
あなたが彼にとっての1UPキノコやスーパーキノコ、そして燃えさかる炎を出させる「フラワー」になることを、心より願っております。
|
|
 |
★ バックナンバー一覧はこちらから ★
 |
ゆうきゆう(精神科医・心理学者・作家・M)
特技は、たて笛のテストを口笛でごまかすこと。趣味はバンジージャンプ。落ちるときの情けない顔は天下一品。夢はワイルドブルーヨコハマの跡地を買い取って、セクシーピンクヨコハマにすること。読者数138000人のメルマガ「セクシー心理学」を運営している。アドレスはこちら http://sinri.net/ 「ゆうメンタルクリニック」も開業中。
また、ニンテンドーDSから「心理研究家ゆうきゆう監修 マイニチココロビクス DSセラピー」も発売中。
|
 |
|
|
ボリュームも内容もセクシー度も5倍以上!!パワーアップした有料版
『セクシー心理学GOLD 〜最先端の心理学技術』もあります! |
 |
|
|
|